くらし情報『【おとなの映画ガイド】岡田将生が“残念なイケメン”に!台湾の大ヒット映画を宮藤官九郎脚本・山下敦弘監督の初タッグで日本の味にリメイク──『1秒先の彼』』

2023年6月12日 12:00

【おとなの映画ガイド】岡田将生が“残念なイケメン”に!台湾の大ヒット映画を宮藤官九郎脚本・山下敦弘監督の初タッグで日本の味にリメイク──『1秒先の彼』

山下監督によれば「男女を反転させる、というアイデアが飛び出したとき、自然と“岡田将生”と“清原果耶”が頭に浮かびました」。せっかちで残念なイケメンのハジメくんに岡田を、ひたむきで芯があるけど不器用なレイカに清原を当てたことで、映画がうごきだした。

【おとなの映画ガイド】岡田将生が“残念なイケメン”に!台湾の大ヒット映画を宮藤官九郎脚本・山下敦弘監督の初タッグで日本の味にリメイク──『1秒先の彼』


ほかのキャストも凝っていて。大人計画の荒川良々が謎のバス運転手役、伊勢志摩はいじわるな郵便局員。ハジメの両親役が羽野晶紀、加藤雅也。ラジオDJの声と写真屋の店主を演じたのは、この作品が遺作となってしまった笑福亭笑瓶。少年時代のハジメ役、どこかで見た顔だと思ったら『怪物』の子役、柊木陽太だ。


【おとなの映画ガイド】岡田将生が“残念なイケメン”に!台湾の大ヒット映画を宮藤官九郎脚本・山下敦弘監督の初タッグで日本の味にリメイク──『1秒先の彼』


舞台を京都にしたことも、これまた魅力。監督によれば「京都人はせっかちなのにのんびり。その時間感覚も生かしたいと思った」とのこと。そんな日本ならではの特別な味付けと、随所にちりばめられた小ネタが、かなりおかしい。例えば、観たらクスリとする“パピコ”の使い方とか。氏名も漢字で書くと、ハジメ君は皇一(すめらぎ・はじめ)、レイカさんは長宗我部麗華(ちょうそかべ・れいか)。画数からして、それぞれのキャラが現われている。この「画数ネタ」も、いろいろでてくる。

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