2021年5月25日 17:00
最後のトップリーグはパナソニックV5&福岡有終のMVP! ラグビー日本代表は2023年ワールドカップへいよいよ始動!!
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最後の『トップリーグ』ファイナル、そして2年ぶりの『日本選手権』決勝にふさわしい激闘となった。あまたの名勝負を繰り広げてきたパナソニック ワイルドナイツとサントリーサンゴリアスが新たな好ゲームを披露した。5月23日・秩父宮ラグビー場で主導権を握ったのはパナソニックだった。
大舞台でセンター(CTB)ディラン・ライリーがいきなり大仕事をやってのけた。ニュージーランド代表88キャップのスタンド(SO)ボーデン・バレットのパスをインターセプト。独走トライをマークする。14・25分とSO松田力也がPGを決めると、30分にはアイコンタクトをかわした松田から左大外のウイング(WTB)福岡堅樹へパス一閃。今季限りの現役引退を発表している快足WTBがトイメンの中鶴隆彰をハンドオフでいなし、バレットのタックルを受けながらインゴールへ。
その後、松田が難しい角度のGを決めて20-0とした。
まさかのワンサイドゲームの様相を呈した決勝だが、サントリーはこのまま黙ってはいなかった。35分にゴールライン手前でスクラムハーフ(SH)流のパス出しが乱れるも、CTB中村亮土主将がリカバー。ショートパントを自らキャッチし、逆襲のトライ。