くらし情報『水夏希、加藤将、秋沢健太朗ら出演 韓国オリジナル演出版『HOPE』開幕レポート到着』

2024年3月19日 10:50

水夏希、加藤将、秋沢健太朗ら出演 韓国オリジナル演出版『HOPE』開幕レポート到着

は、自分こそが母マリーと共に文字通り命がけで守ってきた遺稿の正当な所有者だと主張し続けている。だが、法廷やメディアは彼女の言い分を、クラインの遺稿を私有化しようとする狂った老女の戯言として一蹴し、到底納得がいかないホープとの間で果てしない争いが繰り返されてきた。

そんな法廷闘争がついに決着する最終審判の日、裁判に出席するのを渋るホープを、ある青年が励まし、共に行こうと諭していた。その青年こそが、クラインが遺した原稿の擬人化であるK(加藤将/秋沢健太朗・Wキャスト/3月16日は横山達夫の出演)で……。

劇場に足を踏み入れると、高みの裁判長席から両側に続く階段、上手に被告、下手に原告、中央に証人席という、法廷を表す美術が、舞台全体にそびえ立っているイメージを伴って目に飛び込んでくる。一方そんな舞台の更に上手、下手の端にはそれぞれ1本の木が立っていて、照明で浮かび上がるその木々が非常に美しい。この法廷という閉ざされた世界と、その向こうに広がる果てしない大地を想起させる木々、というしつらえのなかで、ドラマは幕を開ける。そこに描かれていくのは、雨露をしのぐのもおぼつかないテントでの生活を送っている現在の「HOPE」

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