くらし情報『【オフィシャルレポ】INORAN、25周年記念アルバムを披露するアコースティック・ツアー開幕「ここは自分の“オアシス”」』

2022年7月11日 19:00

【オフィシャルレポ】INORAN、25周年記念アルバムを披露するアコースティック・ツアー開幕「ここは自分の“オアシス”」

新型コロナウイルス感染症対策は引き続き徹底して行われており、マスクの着用、応援は歓声ではなく拍手で、などの鑑賞ルールがアナウンスされていた。

以下、ネタバレを含む記述となるのでご注意いただきたいのだが、19:30にいよいよ開演。神秘的なSEが鳴り響き、何かを探すように彷徨う白い照明が天井からステージへと射し込んだ。客席を通り抜ける形で葉山拓亮(ピアノ)、Yui(ヴァイオリン)、島津由美(チェロ)が登壇。3人が位置についたところで、ひときわ大きな拍手に出迎えられながらINORANがステージに現れると、マイクスタンドを左手で支え天を仰いだ。仄暗い虚空に、INORANの表情だけが浮かび上がるような、詩的な美しさを感じる照明演出。ゆったりと柔らかく歌い始めたのは「千年花」である。序盤のSEから繋がる流れはアルバム『IN MY OASIS』の新アレンジであり、ノスタルジーと近未来感とが共存する洗練されたサウンドスケープを見事に具現化していた。
歌い終えて大拍手を浴びたINORANは、背後にスタンバイされていたアコースティック・ギターから一本を手にして構え、「Beautiful Now」以降はムードを一変。

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