川西拓実×桜田ひより×井之脇海×栁俊太郎に聞く“1人がいい? みんながいい?”「僕はめっちゃ1人です!」
以前、私が中学3年生のときにご一緒させていただいていて。今回また共演できるとなったとき、栁さんのあのカッコいい佇まいを近くで見られるのがとにかく楽しみでした。
栁もう帰っていいですか。このうれしい気持ちのまま帰りたい(笑)。
桜田それくらい私の中で小さい頃に見た栁さんのカッコいいイメージが色濃く残っていました。
「桜田ひよりすごいな」と打ちのめされました
――井之脇さんはいかがですか。
井之脇僕は桜田さんですね。殻に閉じこもった清澄を外へ連れ出すために、航太郎と陸が失踪した潮のもとを訪ねるシーンがあるんですけど、そのときの桜田さんが台本を読んで想定していたより、純度の高いお芝居をされてて。
栁やばかったね、あそこ。
井之脇わかりやすい言葉で言えば涙が出ちゃうみたいなお芝居で。でも正直、台本を読んだときに僕らの中ではそういうイメージではなかったんですね。なんならその後に僕と栁さんとでちょっとちょけるくだりがあったんですけど、段取りから桜田さんが真に迫ったお芝居をされて、僕らは「あの芝居をやられちゃったら、この後もう何も言えないよね」って感じでした(笑)。
栁2人で「すごいね」