『民衆の歌』ほか豪華な歌唱に期待高まる 現・帝劇最後の『レ・ミゼラブル』製作発表会見に総勢84名キャストが勢揃い
でも人は楽がしたくて生まれてくるのではなく、自分の存在意義を探し、ひとりの人生を生きようとして生まれるのではないかなと思う。だからこの作品は、自分の人生を賭けて演じればしんどくて、適当にやれば楽になる。そしてこのカンパニーは、みんなが自分の人生と照らし合わせ、この舞台で勝負しようと意気込んでいる人たちなので……好きなんですよ。
吉原光夫
初出演のメンバーには、辛さも怖さも苦しみもある作品だけれど、みんな同じ気持ちなんだよと言いたい。自分が辛いんじゃなく、みんなが辛くて、その辛さを隠すように袖でふざけたりしているけれど、みんな本当は手が震えるくらいの思いで舞台に立っている。そんなメンバーだから、いいチームになれるんだと思います」と、作品のテーマを絡め、作品愛、カンパニー愛を語って会見は終了した。新キャストの多いカンパニーだが、2024年も素晴らしい作品を届けてくれるだろうことを期待しよう。
吉原光夫が作品への思いとカンパニーへの思いを熱く語り会見を締めくくった
帝国劇場での東京公演は12月16日(月) からはじまるプレビュー公演を経て12月20日(金) に初日、2025年2月7日(金)