黒木華、高杉真宙、竹原ピストルら『コールドケース3』出演決定 黒木「皆様の絆を感じました」
岬が取り出した古い写真には、白骨遺体の複顔画像そっくりの少女が映っており、「この子は私」だと言う。母とは幼い頃、教会で別れたまま、2度と会うことはなかったが、最後に渡されたペンダントを今でも大切に持っていて、それがこの事件の唯一の手がかりとなるのだった。
チャイナドレスを着た母親・満智子役に黒木華。手がかりとなるペンダントの持ち主・潮見敏夫役に高杉真宙。満智子の夫である遠藤勇治役に駿河太郎。殺された少女は一体誰なのか、満智子は今、どこにいるのか、少女の死が最も悲しい事件を浮かび上がらせる。
第8話のタイトルは「汚名」。ある夜、百合の留守番電話に立川からのメッセージが残された。
駐車場で車の事故を起こしたという。受話器越しの立川の様子が何かおかしいと思った矢先、「俺は人を殺しちまったかもしれない」と言って電話が切れた。百合は駐車場にすぐに駆けつけるが、すでに立川の姿はなく、車内には空の酒瓶が転がっていた。立川の家に行くと、部屋はゴミ屋敷のように荒れていて、テーブルには5年前に起きた大倉山の放火事件の現場写真が置かれていた。その事件とは、アルコール中毒で仕事もせず、荒んだ生活を送る灰原拓郎が、元妻に離婚されたことを恨んで息子2人を呼び出し、家に放火して焼き殺したという世間を騒がせたものだった。