2021年11月25日 18:30
超特急がさいたまスーパーアリーナで見せた圧巻のステージと歴史「8号車がいるからこれからも走り続けていける」
「10周年ということでテンションが上がって早くも声枯れたかも」というリョウガに、メンバーは「早いな~」と口々に突っ込むが、その表情はもちろんみんな楽し気な笑顔。すでに「汗の量も尋常ではない」がそれも気合いの証だ。
「今日を最高な一日に!」
「今日という1日、『DANCE DANCE DANCE』最高な日にしていきましょう!」というカイの呼びかけでジャズナンバー「Table Manners」がスタート。どこかコミカルなダンスにテーブルマナーが分からず焦る男の子の物語が乗る。
続いて披露されたのは「You Don’t Care」。「Table Manners」との対比で大人っぽさが際立つ。黒のジャケットを脱ぎ捨て、白のシャツ姿になる。シンプルなスタイルながら、その分、楽曲とダンスが映える。
圧巻だったのは「霖雨」だ。シックな照明で作られた空間の中、カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキのダンスがなめらかに物語を作っていく。タカシの声の魅力も存分に発揮される。のびやかな高音、歌詞に合わせた振り付け、情感たっぷりな表情。その世界観にググッと引き込まれていく。
そこからダンサーのみで魅せる「Добрый день(ドーブリジェン)」