2021年11月10日 13:00
小島聖「答えのない日々に風が吹いたら」 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』に向けたコメント到着、ビジュアルも
KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『ラビット・ホール』が2022年2月18日(金)より、KAAT神奈川芸術劇場(大スタジオ)で上演となる。
2021年4月1日より、KAAT神奈川芸術劇場の新芸術監督に就任した長塚圭史により導入されたシーズン制。2021年8月~2022年3月までの1年目は「冒」というテーマに沿った企画がプログラムされ“飛び出す、はみ出す、突き進む”と様々な作品が劇場を彩ってきた。
シーズンの最後を飾る『ラビット・ホール』は、2007年にアメリカのピューリッツァー賞戯曲部門を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。2010年にはニコール・キッドマン自らのプロデュース・主演により映画化もされ、数々の賞に輝いた。長塚芸術監督も「いかにして死の悲しみ、そして生の喜びと向き合いながら生きていくか」を描いた作品として期待を寄せている。
物語は、かけがえのない息子を事故で亡くし、深い苦しみと悲しみの中にある夫婦が主人公。同じ痛みを抱えながらも関係がギクシャクするふたりと、彼らを取り巻く人々が微妙に変化していく日常をきめ細やかに描く。
演出を手掛けるのは、2017年『チック』(翻訳・演出)