2022年2月13日 12:40
崎山蒼志、ツアー最終公演オフィシャルレポ到着 アンコールで憧れの石崎ひゅーいと競演
からは一人のステージへ。「逆行」、「懐かしいというか、昔やっていた曲です」という「並行する夜を」、さらに「A Song」を崎山の原点とも言える弾き語りで歌い上げた。
再びバンドメンバーを呼び込み、ライブはクライマックスへ。大らかなボーカルが印象的だった「find fuse in youth」、未来へのポジティブな意志を描いた「嘘じゃない」によって豊かな感動を生み出す。「もう終盤です。リラックスと熱意を持ってやります」というMCの後は、「通り雨、うつつのナラカ」「花火」「Helix」を続け、会場のテンションをさらに引き上げてみせた。
『Face To Time Case』に込めた“土地が持つ記憶と向き合う”という意味をオーディエンスに告げ、本編ラストの「タイムケース」へ。意外性に満ちたコード展開、独浮遊感のあるメロディ、深いメッセージ性が融合したこの曲には、シンガーソングライター・崎山蒼志の魅力が凝縮されていた。
鳴り止まない手拍子に導かれ、再びステージに登場した崎山。改めて感謝の言葉を口にした後、シークレットゲストの石崎ひゅーいを呼び込むと、フロアからは大きな拍手が巻き起こった。