頂点を見据え、研ぎ澄ます武知海青の美学「頑張る以外の選択肢はない」
僕にはもう『頑張る』以外の選択肢はないんですよね」
9月25日には『最強スポーツ男子頂上決戦2024秋』が、そして29日にはプロレスラー・武知青海にとっての第2戦目『DRAMATIC INFINITY 2024』が控えていた。(※取材日は9月上旬)その間隔は4日しかなく、それぞれに適した身体に調整するのも、彼にとっては新しい挑戦だ。過酷だが、武知は「いまから楽しみ」と目を輝かせる。
「とにかく、試合を観にきてくださる方に、何かを届けたい。一人ひとりの背中を押したい。タイトルを獲りたい、ベルトを巻きたいといった気持ちよりも、応援してくださる方全員に何かを持ち帰ってほしい。その思いしかありません」
生粋のエンターテイナーだ。THE RAMPAGEのパフォーマー、そしてプロレスラーとして公の場に立ち続ける彼を支えるのは、自分自身はもちろん、ファン全員を鼓舞したい“魂”が原動力になっているのかもしれない。
「自分を変えられるのは、自分しかいません。可愛くなりたい、綺麗になりたい、カッコよくなりたい、強くなりたい……その願いを叶えられるのは自分自身。自分さえやる気にさせてしまえば、あとはもうなんでもできちゃうんですよ。