頂点を見据え、研ぎ澄ます武知海青の美学「頑張る以外の選択肢はない」
「当初は、ここまで脱ぐ予定ではなかったんです!」と武知は、実際に見本誌を手にしながら、追加で撮られたカットについて教えてくれる。
「いったん撮影が終わったあと、想定以上にどの写真も素敵だ、と言ってもらえて。スタッフさんと話し合ったうえで、もう少し攻めたポージングでも撮ろう、ということに。『BULLET』を見てもらうと、途中で紙の質感が変わっているので、どこから追加で撮られたカットなのかわかってもらえると思います」
鑑賞者まで照れてしまうほどのカットが続く。「最初は恥ずかしかったんですけど、現場に入っちゃえばやるしかないですから。やっぱり撮るからには良いものを残したいので、なんでもやります! っていう精神でしたね」と武知は撮影当時を述懐する。挑戦するからにはやり切る、その精神は、THE RAMPAGEとしての活動にも通じる。
「僕が『やる!』と言ったら、応援してくださるファンの方がいます。
期待を背負っているのに、途中でやめることはできません。やめるのって簡単ですけど、そのせいでTHE RAMPAGEとしての株まで下げかねない。そうならないためにも、やると決めたら行けるところまで行く。