2021年6月20日 11:00
まもなく開幕!劇団四季最新ミュージカル『アナと雪の女王』の魅力
最新鋭の技術による演出で“劇場が凍る”
北欧にインスパイアされた美術や雪と氷の表現は、古典的な演劇手法に加え、最新鋭のプロジェクションマッピングやLEDを使用することで実現している。
その特殊効果は“劇場が凍る”と宣伝されており、「アナ雪」の世界に劇場全体が引き込まれていくことだろう。
さらにオラフやスヴェンはパペットとして登場し、ディズニーミュージカルの伝統と革新を取り込んだ作品になる。
「ありのままで」を手がけた高橋知伽江による日本語台本と訳詞
ディズニーミュージカルの大きな特徴に、音楽がある。
アニメーション版での楽曲は使用しつつ、ミュージカル化に際し新たな楽曲を追加している。
この新曲を、『美女と野獣』や『アラジン』などではアニメーション版の作曲家アラン・メンケンが新たに手がけている。
アニメーションの音楽と継続性のある新曲でありつつ、登場人物や物語により深みを与えるミュージカルとして機能している。
『アナと雪の女王』でも、アニメーション版では「Let It Go~ありのままで~」をはじめ、「生まれてはじめて」「雪だるまつくろう」など社会現象を巻き起こした曲が目白押し。