『ジョーカー2』ホアキン・フェニックス&監督インタビュー。「彼は自分の分身を、マスクをどう扱うのか?」
と語る。
「だから、僕たちが描くのはあくまでも“アーサー”であって、これまでのジョーカーのイメージではありません。あえて言うならば、この映画は“アーサー”とジョーカー”の関係性を描いた映画だと思います」
もしジョーカーが“アーサーの別名”ではなく、何かしらのアイデアや思想、哲学だとしたら?街にあふれるピエロの姿をしたジョーカー支持者たちはジョーカーではないのか?彼らは新作のタイトルに妄想が感染し、複数で妄想を共有しあう状態を意味する“フォリ・ア・ドゥ”の名を冠した。
映画『ジョーカー』は全世界で大ヒットを記録した。批評や考察や分析があふれ、共感する観客も出現した。最新作『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は問いかける。ジョーカーとは“名前”なのか?それとも“アイデア”や“幻想”なのか?もし妄想だとして、それが共有されたとして、観客であるあなたは“ジョーカー”ではないと言い切れるのか?
本作はすでに公開された国々で激烈な反応を引き起こしている。きっとあなたの心もざわつくだろう。
興奮するか、哀しくなるか、怒りがわいてくるか……あなたの心が動いた瞬間、目の前にピエロメイクの男が出現する。