flumpool主催の対バンツアー「Layered Music」、sumikaを迎えた神奈川県民ホール公演オフィシャルレポ
、ジャジーで艶やかな「Stawberry Fields」は荒井の繰り出すビート感が心地よい。一連の流れで深遠な世界へと誘った後は、アカペラでコーラスをする際にメンバーが顔を見合わせる姿が微笑ましかった「Summer Vacation」、そして圧倒的なメロディーの美しさに聴き惚れた「願い」。sumikaというバンドの多面的な魅力が、セットリストにしっかりと反映されていた。
改めて片岡は「今日ですね、対バンに誘ってもらってめちゃくちゃうれしかったんですよ」と語り、「単純に曲が好きだから、とかだけじゃなくて、隆太くんが声が出なくなった(※2017年に歌唱時機能性発声障害を発表。以後活動を休止)ことを知ってるから。僕も2015年に声が出なくなったことがあって、その辛さを知ってるから。そして、支えてくれる人のありがたさを知っているから。すごいメンバーが集まってるんだよ、flumpoolって。
同時に俺たちもすげぇメンバーが集まってると思ってるし、比べようもないんだけどさ。同じような気持ちで歩んでいけるバンドって、本当に少ないと思うから。この縁だけは絶対に逃したくないなと思った。音楽だけじゃなくて、人として、今日は一緒に対バンしたいなと思って、ここまで来ています」