2022年2月11日 12:00
横浜流星は敗北を引きずらない「負けたということは、まだまだ成長できる証拠」
だが、決して満足もしていない。
「試写を観たときに、監督の言っていたことが理解できたし、なんならもっとやってみても良かったのかなと思いました。こればかりは完成したものを観ないとわからないので難しいところですけど、反省点が残ったのは次に向けての課題になる。まだまだ僕は表現の引き出しは多くないので、もっと増やしていかないといけないなと感じました」
勝つために必要なのは、努力を怠らないこと
横浜自身は、賭け事とは無縁の性格。会員制の闇ギャンブル倶楽部“賭郎”にも「入りたくないです」と苦笑いする。
「パチンコすらやってこなかった僕にとっては、完全に遠い世界。一攫千金を狙うよりも、一歩一歩進んでいく方が自分には合っています」
だが賭け事を“勝負”という視点で見れば、空手の世界大会で優勝した経歴を持つ横浜流星の体には“勝負師”の血が流れている。
「勝負は好きです。ずっと勝ちか負けしかないところで戦ってきたので、勝負は好きだし、勝負強さはあると思います」
この世は、勝者と敗者でできている。勝つために必要なことは何か。その質問に、横浜流星は愚直なくらいストイックな性格がよく表れた答えを返してくれた。