2022年2月11日 12:00
横浜流星は敗北を引きずらない「負けたということは、まだまだ成長できる証拠」
どんなイカサマも見破ることから“嘘喰い”の異名を誇るが、横浜自身は嘘は嫌いだと言う。
「根本的な信念として嘘をつきたくない人間なんです。世の中には優しい嘘というのもあると言うけど、正直僕にはそれがよくわからない。常に正直に生きていたいです」
「最近ついたプチ嘘は」と聞かれても「何だろう…」と答えに窮する。思わずそばにいたマネージャーに「なんかありますか」と助け舟を求めても、「本当に嘘をつかない」とマネージャーも証言する。
「嘘をつきたくない人間だから、ついても結局バレちゃうんですよね(笑)。だから、そもそも嘘をつかないのかもしれない」
監督と納得いくまで話し合いを重ねるのも、演じる上で嘘をつきたくないという信念あってのことだ。
「ものづくりで大切なことは、時にぶつかり合いながらも話し合って、みんなが同じ方向に向かっていくこと。
どちらかが折れて、納得しないまま相手の言い分を飲んでやるというのは違うし、それって誰に対しても失礼だと思うんです。だから、僕はできる限り妥協したくない。何かをやるときも、自分に嘘をついていないか、常に自分に問いかけるようにはしていますね」
そんな話し合いの末に生まれたのが、今回の斑目貘というキャラクターだ。