キュウソ、サンボ、Dragon Ashらが東京ガーデンシアターで競演! 『ビクターロック祭り2024』オフィシャルレポート
参加者のリアクションの温度が、おもしろいように上がっていく。
ラストは、HARUNAとTOMOMIがツインボーカルをとる「LOVE SURVIVE」で、ステージから放たれる熱も、フロアと客席から放たれる熱もピークを迎えて、SCANDALのステージは終了した。
Text:兵庫慎司
go!go!vanillas
ここでgo!go!vanillasが登場。現在はポニーキャニオン内のIRORI Recordsに所属するビクターOBで、『ビクターロック祭り』がスタートした2014年にメジャーデビューした彼らは、「青いの。」でライブを開始させた。軽快かつ澄みきったサウンドを鳴らすメンバーは、自らも音楽で遊びつつ、ときどきマイクをオーディエンスに向けたり「楽しんでね!」と呼びかけたりしている。
牧達弥(vo/g)の「今日はビクターへの愛を音に変えて、思いきり行くぞー!」という宣言を経て、柳沢進太郎(g)とサポートキーボーディスト・井上惇志のフレージングが楽しいインタールードへ。音楽に乗って観客が手拍子を始めた観客に対して、「いいね」と笑顔を向けたのは長谷川プリティ敬祐(b)。次の曲「エマ」ではビクター所属当時の演出をリバイバルし、観客と一緒に「ワンツースリー!」