キュウソ、サンボ、Dragon Ashらが東京ガーデンシアターで競演! 『ビクターロック祭り2024』オフィシャルレポート
打ち上げ花火を上げてくれ、ということだと思うんです。みなさん打ち上げ花火になってください!」というROYのアオリに応えて、アリーナもスタンドも、THE BAWDIESのファンもそれ以外も含めて、腕を挙げたオーディエンスが一斉に跳び続けるさまは、壮観だった。このバンドにトップをオファーしたの、大正解だと実感する。
この曲の最後のブレイクで、ROYは、肺活量どうなってんだと言いたくなるくらいの、長い長いシャウトを聴かせた。嵐のような35分だった。
Text:兵庫慎司
ヤバイTシャツ屋さん
「ビクターロック祭り『ワン!チャン!!』初代グランプリ、ヤバイTシャツ屋さん、8年ぶりに帰ってまいりました!ユニバーサルミュージック代表、やらせていただきます!」
今年の『ビクターロック祭り』には、10周年を記念して、レーベルの垣根を超えてゆかりのあるアーティストが集結した。ヤバイTシャツ屋さんとの縁は、こやまたくや(g/vo)が冒頭で言っていた通り、彼らがメジャーデビューをする前から。振り返ればヤバTはあの頃から、人を巻き込むライブをするバンドだった。
しかし今は当時の比ではないと、1曲目の「あつまれ!パーティーピーポー」