カンファレンス2位は譲れない! プレーオフを見据え、トヨタ自動車とクボタが激突!
RC1位サントリーとの対決でも、両チームとも好ゲームを繰り広げた。トヨタは第5節でサントリーを相手に試合の大半をリードする形で進めながら、終盤に同点、後半41分にSOボーデン・バレットのサヨナラPGで勝利を逃した。クボタは前節、前半31分のフォーリーのシンビン(10分間の一時退場)からペースを奪われ23-7で前半にリードを許すも、後半に入り巻き返し、後半30分にはついに同点に追い付いた。だが、後半39分にSOからFBへ回ったバレットに逆転トライを決められたのだった。トヨタもクボタも最多優勝5回を誇るサントリーを苦しめながら、オールブラックスのスーパースターの個人技にやられたのだ。
『トップリーグ』での直接対決対戦成績を振り返ってみると、トヨタが8勝2敗と大きく勝ち越す。ただ、毎回ワンサイドゲームというわけではない。昨年の好ゲームの記憶が新しいファンも多いことだろう。
両軍は昨年2月、雨のパロマ瑞穂ラグビー場で対峙。FWで優位に立つクボタがペナルティを誘い、前半20分に先制トライかと思いきや、TMO判定にてノートライに。トヨタもトライ寸前でのハンドリングエラーでチャンスを潰す。そんな中トヨタが主導権を握る。