シド『承認欲求』インタビュー 「16年の色濃い歴史を乗せて、新しい扉を開く」
——大物が釣れた時の喜びみたいな?
ゆうや半端ないですね。トピックスですよ。簡単なんですよ、それがまた。アイテム少ないんで、落とし込みって。ポーンと落として来なかったら、またちょこちょこっと上げて、また落として。居ないところにはいないので。餌をずっとたらして、魚がやってくるのを待つ釣りじゃないんで。居るところに落としてやって、食わせるだけの釣りなんですよ。
足使ってやる釣りなんですけどね。ツアーとかでも釣り道具を持って行って、本当にライトなので楽にやれるのに、釣れる魚はドデカいんで。エンタメ感半端ないかな。
あの子たちがついてきてくれるから、新しいことがやれる
——アルバムが出まして、ここからまたシドの新章がスタートということで。ここからのシドのビジョンをうかがいたいです。以前、ベストアルバムを出されたときのインタビューで、マオさんに「目標って何ですか?」とお聞きした時に「シドをやめないこと」だっておっしゃっていて。「やめるっていうことが、ずっとシドを追いかけてきてくれている人を否定することになるから」とおっしゃっていたのがすごく印象的でした。新章としての、これからのシドのビジョンはまた変わってきていると思います。