2023年2月13日 18:00
菅井円加インタビュー ジョン・ノイマイヤー最後の日本ツアーに向けて
(c) Kiran West
ドイツの名門、ハンブルク・バレエ団が5年振りにやってくる。1973年以来カンパニーを率いてきたジョン・ノイマイヤーの、芸術監督としての最後の来日でもある。いまや“生ける伝説”として称えられる巨匠のもとで2019年より最高位のプリンシパルとして活躍する菅井円加に、ノイマイヤー作品の魅力、日本公演で上演される作品の見どころを聞いた。
めくるめく名場面と、その繋がり方も見どころの『ジョン・ノイマイヤーの世界』
『ジョン・ノイマイヤーの世界』(c) Kiran West
──菅井さんにとっては、プリンシパルとして参加される初の日本公演となりますね。いまどんな思いでいらっしゃいますか。
菅井本当にもう楽しみで仕方がないです!しかも私の大好きな『シルヴィア』のヒロインを演じ、〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉でジョンの素晴らしい作品の抜粋を踊ることができるなんて、モチベーションのボルテージはもうマックス(笑)、です。家族や友人も観に来てくれるので、本当に楽しみにしているんです。
──前半の日程で上演される『ジョン・ノイマイヤーの世界 Edition 2023』は、ノイマイヤーの数々の作品の抜粋で構成される見どころにあふれた舞台となりますが、菅井さんはどの場面に出演されるのですか。