懐かしくて新しい『ソードアート・オンライン』 松岡禎丞・戸松遥・水瀬いのり インタビュー「尊いってこういうことなんだなと思った」
戸松:私は洞窟でのあの場面が結構怖かったですね。トラウマシーンです。
松岡:容赦なかったですよね。
水瀬:本当にこう生きるか、死ぬかを目の当たりにして、皆さんの迫真の演技の叫び声を聞いて、すごく心が痛かったです。
松岡:「早く早く早くそこから離れて!それ以上行ったら見つかっちゃうよ!」というハラハラする感じがありましたね。
――作中でミトが「醍醐味」という言葉をよく使っていましたが、この作品の醍醐味はなんだと思われますか?
戸松:これだけリアルに感じられる世界観のゲームって夢だなと思っていて、夢とロマンが本当に詰まっています。本当に死ぬのだけは避けたいのですが、それさえなければ素晴らしいゲームなんですよね。
どうしても攻略部分がメインになってしまうのですが、ストーリーを進めていく上で、実は《アインクラッド》って、それ以外の楽しい部分がたくさんあるのです。
テレビシリーズは特に攻略の方がメインでしたが、今回ミトとアスナがイチから武器買い揃えたりとか、考えてみれば戦いにはそれが必要なんですよね。そういう楽しさみたいなのは、オンラインゲームならではで、きっと小さなクエストとかもいっぱい落ちてるんですよね。