Ryu Matsuyama、SennaRin、ヒグチアイによる3組3様のステージ 『CLAPPERBOARD』第12弾のオフィシャルレポート到着
こうしてギターと一対一で行うライブは初だという。観客が息を呑む中で奏でたのはアニメ『機動戦士ガンダムUC』のサウンドトラックに収録された「Sternengesang」のカバーであり、SennaRinが日本語詞の作詞を手がけた「yet.」。YouTubeチャンネルでは澤野弘之によるピアノと、伊藤ハルトシのギター&チェロという編成によるスタジオライブが公開されているが、それともまた一味ちがう歌心が冴える。
ギターと歌とで、魂をぶつけ合うようなプレイに圧倒されたのは、続く「Till I」。美しい緊張感があるSennaRinのブレスに、観客の心拍がシンクロしていくような濃密な空間が生まれ、フロアがその歌の世界へと飲み込まれた。そしてラストはTVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』のエンディングテーマでも話題となった「最果て」。オリジナルはシンセが印象的なダンサブルなサウンドだが、このアコースティックバージョンは物語の叙情性がフィーチャーされ、またメロディや自由なフェイクが聴き手にパーソナルに語りかけるものとなった。
ステージでは、今年10月7日(1007=センナの日)に2度目となるワンマン『SennaRin 2nd ONE MAN LIVE“Qv(キューブ)