くらし情報『俳優デビュー20周年の小泉孝太郎、「“爽やかですね”の言葉がプラスには思えない時期もあった」』

2022年6月15日 17:00

俳優デビュー20周年の小泉孝太郎、「“爽やかですね”の言葉がプラスには思えない時期もあった」

実直で真面目で正義感の強い男。なおかつ、上地雄輔の演じた親友で新聞記者の村木の言葉からもわかるように、普段は外に出さないけれど、心の中にものすごくメラメラと燃える情熱を持っている。だからこそ、本当だったらひとりではできないようなことにも、突き動かされて向かっていくんだろうなと。ものすごいドライな男だったら、自分で動かず、最初に警察に通報すれば終わっちゃう話ですからね。1話も持ちませんよ(笑)。

――愛着が沸いたとのことですが、小泉さんが萩崎のような立場に立たされたら、どう立ち回りそうですか?

同じことをやっていそうです。“リアル上地雄輔”に頼みながら(笑)。最初に手形詐欺に遭ってしまう恩人・関野部長(甲本雅裕)への思いに加えて、絵津子(泉里香)という謎めいた女性と出会って、一目惚れまでしてしまいますし。
そして絵津子に「警察には行かない」と約束してしまって、さらにややこしくなっていく。絵津子も何かを抱えていそうだし、警察に行ってしまったら彼女との関係性も崩れてしまうかもしれない。翻弄されてしまう萩崎の気持ちはよく分かります。

俳優デビュー20周年の小泉孝太郎、「“爽やかですね”の言葉がプラスには思えない時期もあった」


――松本清張作品のなかでも、傑作ミステリーと言われる小説が原作です。

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