くらし情報『篠原涼子、首藤康之が紀伊国屋ホール開場60周年記念公演『見知らぬ女の手紙』に出演 演出は行定勲』

篠原涼子、首藤康之が紀伊国屋ホール開場60周年記念公演『見知らぬ女の手紙』に出演 演出は行定勲

その手紙の差出人はまったく知らない女である。28歳だという女は手紙を書く前日に子どもを亡くしたと言うが、男には脈絡も分からぬまま、その見知らぬ女の12歳からの自分語りを読み始めるが……。

行定勲、篠原涼子、首藤康之のコメント

■翻案・演出:行定勲
ドイツ文学の最高峰であるシュテファン・ツヴァイクの短編集『アモク』いう作品の中の一片を原作にしています。
「アモク」とは風土病の一種なのですが、そこからヒントを得て、彼はある種の熱に侵された人物像を生み出しました。古典的な作品で、人間のぶつかり合いから生まれる葛藤や恋情がとても狂おしく描かれた小説であり私が魅了された作品です。死を前に手紙を書いた女と、その手紙を受け取った男。ふたりを同じ空間の中に存在させ、触れたり、すれ違ったりさせながら、言葉と肉体でそれぞれが、そこに湧き上がる衝動で表現することは、原作にある人間の根源的な感情を追求できると思っています。ご出演いただく篠原さんと首藤さんは、一度は仕事をしてみたい!と思わせてくれていた方々で、篠原さんは過去に何度もアプローチしたかった作品があったものの実現できず、自分の中では消化不良なところもあって、遂に今回ご一緒出来ることがとても嬉しいです。

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