2023年9月27日 07:00
森崎ウィン、初挑戦の“二人ミュージカル”『ジョン&ジェン』は「やりがいしかありません! 」
ですので、そこを駆使し、「あの時のあの音でやってみよう」といったように作っていけるのではないかなと思います。
――市川さんに「そのままでいける」と言われた“森崎さんらしさ”はどういうところだと思いますか。
市川さんが「ピュアなウィン君」と言ってくださるので、そういう部分でしょうか。今日もそれをイメージして白シャツで来ました(笑)。ある意味でミュージカル経験がまだ少ない僕だからこそ出せるものがあると思うんです。ほかのお三方は誰もがご存知のベテランです。肩を並べようと背伸びせず、素直に脚本を信じて、市川さんを信じて、飛び込んでいきたいです。
僕の中の引き出しを増やしてもらっている感覚
――1幕のジョンが1985年生まれということで非常に世代的にも近い。
共感するところはありますか。
同じ世代ですが、舞台はアメリカですし、成長して彼は戦争に行きます。僕はアメリカの戦争というのは、海を挟んだ場所から見ていた立場ですので、共感するというよりは同じ世代だけどこういう考え方をするんだ、と僕の中の引き出しを増やしてもらっている感覚かな。育った環境や受けた教育によってその後の人生が影響を受けていくというのは僕にとって勉強になる。