GAKU-MC、25周年記念の10作目のアルバムにKURO(HOME MADE家族)が迫る! スペシャル対談企画
とも話したんだけど、ラッパーっていうのは、Master of Ceremoniesじゃないといけないんだよねって。セレモニーの主人というか、群衆をコントロールできる腕前を持った人にしか名乗れない、そういう地位なんだよって。だからラップのスキルもそうですけど、ステージに立つときは、すべての人が最終的には音楽を楽しんで繋がって笑顔になって欲しいなという思いもあるのでこのタイトルをつけました。
GAKU-MC
――すごくいいタイトルだと思います。収録曲に同名曲がないですが、この曲がそれに当たるというのはありますか?
「フライヤー feat.RHYMESTER」でしょうね。これは最初からRHYMESTERに入ってもらおうと思ったわけじゃなくて。あるときSNSを見ていたら「うわ、これ俺がずっとやりたかったライブだ。やられた!」と思ったときがあって。
普段だったら「おめでとう」と思うんだけど。このときはすごく悔しくなって。それがRHYMESTERの『MTV Unplugged』だったんですよ。ずっとDJでやっていた連中が先に辿り着いているのを見て、すごく女々しい気持ちになって。それで「自由奔放」