GAKU-MC、25周年記念の10作目のアルバムにKURO(HOME MADE家族)が迫る! スペシャル対談企画
言葉数は決して多くなくていいと今は思うし。理想は二十代の頃から変わっていると思いますけどね。
――確かに、言葉数が減って間が怖くなくなったのかなって思います。それってすごく勇気がいることだし、きちんと選択した言葉じゃないといけないし。昔は早口得意でしたもんね。
うん。得意だった。やっぱりひとつ大きかったのは、2006年5月31日に、私、ギターを買いまして。
そこからギターを弾きながらラップをするようになるんだけど。ギターを弾きながらリズムを取っていると、ラップの言葉だけじゃないリズムがあって。休符、みたいなものをすごく意識するようになって。休符も音楽なので。自分の中では埋まっているみたいなところがあるかもしれないですね。
――この4年間で世界はだいぶ変化しましたが、どのように受け止めて過ごされましたか。記事によるとスランプにもなったとか。
一番変化したね。
なんならこの25周年で一番ね。曲が思うようにできねぇなって。コロナ禍になり、ライブもできません、不要不急と言われて。存在価値とか、ミュージシャンという職業を選択して良かったんだっけって。一回、救急車に運ばれたしね。原因不明で。朝起きたら、もう「うぅ」