くらし情報『カネコアヤノ 野音ワンマンショー 奔放な創造性を反映した演奏と受け取る観客の関係性、ライブの理想の姿があった』

カネコアヤノ 野音ワンマンショー 奔放な創造性を反映した演奏と受け取る観客の関係性、ライブの理想の姿があった

、ミニマルなアンサンブルのなかで〈もう少し大丈夫になったら〉というラインが繰り返される「やさしい生活」、そして、歪んだベースを軸にしたオルタナティブなサウンドが炸裂した「腕の中でしか眠れない猫のように」。楽曲を重ねるたびに、鋭利で奥深い感情をたたえた歌、有機的なバンドグルーヴが大きく広がっていく。

新曲「さびしくない」の後は、「恋しい日々」「アーケード」とアッパーな曲を続けて披露し、客席では大合唱が自然発生。音楽を介したエネルギーの交歓が頂点に達し、ライブはエンディングを迎えた。演奏時間は1時間30分強だが、体感としては一瞬。“19曲で1曲”にも感じられるステージは、まるで真夏の夢のよう。奔放な創造性を反映した演奏とそれを好きなように受け取る観客の関係性を含め、ライブの理想の姿がそこにあった。

前述した通り、カネコアヤノ、林宏敏、takuyaiizuka、Hikari Sakashitaは正式にバンドとして活動していくことが決定。
今後のバンドでの活動は「kanekoayano」名義となり、ソロ活動は「カネコアヤノ」として行うという。10月から12月にかけて弾き語りツアー「カネコアヤノ 単独演奏会 2024」

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