劇団EXILEが全員で作り演じる! 最新舞台の裏側をキーマン3人に聞く
それは喜ばしいことに違いないが、いち視聴者、観客としてメンバーを見るのではなく、同じ板の上に立ち、役者同士として向き合う機会を持てることは、やはり大きな意味を持つ。町田は「今、脚本づくりの段階でもメンバー同士で“ここはこうした方がよくない?”とか言いながらやってますが、それぞれが外部の作品に出て感じたこと、吸収したことを劇団に持ち帰り、爆発させられると思うし、メンバー同士だからこそ引き出せる部分もあると思う」と期待を口にする。
最年長の37歳の秋山真太郎から最年少23歳の佐藤まで、幅広い個性的な面々が顏をそろえる劇団EXILEだが、鈴木曰く「LDHって上下関係がすごく厳しいイメージがあると思うけど、僕らは全くそれがない」とのこと。この日の取材でも先輩ふたりが熱く語る傍らで、佐藤がマイペースに差し入れのお菓子をほおばり、ツッコミを浴びるなど、やはり他のEXILE TRIBEとはひと味違う、自然体が彼らの魅力なのだろう。
今さらと承知しつつ、互いの印象を尋ねると、鈴木が町田について「時代劇から現代劇まで幅広く活躍してるし、他のメンバーと比べて年上の俳優さん、女優さんと共演する機会が多くて、そういう場でいろんなことを吸収しているのを感じる」