2021年8月31日 18:00
【インタビュー】誰かのためになるようなバンドになりたい! 下北沢発爆裂エナジーポップバンド・シャンプーズとは?
Photo:吉田圭子
爆裂な勢いでエネルギーをほとばしらせるギターサウンド、心のうちを叫び、言霊を現実にさせるようなパワーで歌うボーカルで、青春の美しく脆く、またシニカルで鬱屈した感情を鮮やかに描く下北沢発ギターロック・バンド、シャンプーズ。今年6月にデジタル・シングル「光る街」をリリースした4人が、早くもニュー・シングル「メイ」をリリースした。疾走感のあるポップでパワフルなシャンプーズ印の曲とはまた違い、この「メイ」はミディアムテンポでじっくりと出会いと別れのストーリーを描いていく曲で、切ない記憶の琴線に触れ、その空気や温度、匂いをリアルに感じさせる1曲になっている。グッと引力の強い曲は新たなリスナーを掴んでいきそうだ。
今回はバンドの成り立ちを紐解きながら、シャンプーズとは、そして「メイ」についての話を聞いた。
――シャンプーズはどんなふうにはじまっているんですか。
モミー:結成は2017年の2月で、本格始動が11月くらいからでしたね。僕が新しいバンドを組みたいとスタートしたんですけど、このバンドはちゃんとしようと。
人目に多く触れるようにとか、自己満足じゃなく関わってくれた人たちに幸せを分け与えられて、誰かのためになるようなバンドになりたいなと思って。