【インタビュー】誰かのためになるようなバンドになりたい! 下北沢発爆裂エナジーポップバンド・シャンプーズとは?
ここにいる自分と、それに憧れ続けていた自分がずっとふたりいるような状態で。だから褒められ慣れてもないから、こういう他人事みたいな感じに映るのかもしれないですね。だって、みなさんみたいな人たち(取材する側)は、ずっとつちのこだと思ってたんですよ。
――実在しないと思っていたんですね(笑)。
モミー:妖怪とかと一緒でいるいるって言ってるけど、どこにもいないじゃん!って思って。その人たちを見つけるんだっていう思いも兼ねて新しくバンドをはじめて。どうにかアンダーグラウンドからオーバーグラウンドに這い上がるぞって、はじめたバンドで。そこに近づいていってる今の状態はすごく嬉しいし、ありがたいとともに、信じられない気持ちは常にありますね。
――モミーさんが、シャンプーズを新たにスタートした思いが伝わります。改めて「メイ」のお話を続けますが、この曲は終盤にたっぷりと溜めのあるリズムや歌になっていたり、ライブ感や迫力が詰まったものになっています。レコーディングはどのような感じで行なっていたんですか。
モミー:最初はクリックで録ろうかなと言ってたんですよね。エンジニアさんがライブ音源をいろいろ聴いてくれて、絶対クリックなしで録った方がいいよっていうので、クリックなしでフリーテンポでやっているんです。