【インタビュー】誰かのためになるようなバンドになりたい! 下北沢発爆裂エナジーポップバンド・シャンプーズとは?
この子と付き合いたいという、その衝動で作ったのが最初だったんです。
――歌詞にも、今言ったようなシーンが切り抜かれていますね。
モミー:Bメロの途中くらいまでそれなんですよ。で、それで1曲作ってすっげえだせえポップスができたんです。そこからその子と付き合えることになって、最初のすごくいいところから、段々と雲行きが怪しくなって、振られるという、その3段階で編曲をしてるんですよ(笑)。だっせえポップスから、ちょっと毒が入っていい感じになって、最後こういう仕上がりになってという。振られることでよくなった曲なんじゃないかなって思いますね。
――本当に実体験なんですね。
モミー:僕は実体験がメインで、ゼロから話を盛って作ることはできないので。基本的には自分の経験とか過去をああだこうだと掘り返して、それに多少の脚色を入れて作るのが基本なので。この曲だけじゃなく、全部そうですね。
――そのせっかくの出会いで、いちばん盛り上がるようなテンションの段階で作ったものが、ダサいものになったというのがなんとも……。
マリオ:悪い言い方をすれば、本人は浮かれてたんでしょうね。
モミー:弾き語りの段階では、これはいい曲なんじゃないかなあって思ってバンドに持っていって、やってみたらすげえダサくて。