2021年8月13日 18:00
縦横無尽にジャンルを駆け巡るどんぐりずの音世界に迫る
森:俺はヒップホップですね。ラップが好きだから、ケンドリック・ラマーとか結構影響は受けています。
──いろんなタイプのサウンドがありますが、トラック制作はどのようにやっていくんですか。
チョモ:トラック作りは、方向を定めるのは一緒にやって。俺がパソコンを持っているので細かい部分は俺が作るんですけど、どんな曲にするかとか、ある程度形ができた後にさらにどうするかは一緒に考えている感じですね。
──そのアイデア出しではどんなフレーズが飛び交っているんですか。
チョモ:“夏っぽいのがいいね”とか。
森:“昼に聴きたい曲”とか“ドライブで聴きたい曲”とか、そういうテーマではじめて。
チョモ:あとは、“もっとタテ(ノリ)でいこう”とか。
森:そういうニュアンスが多いです。
──2018年にリリースした2ndアルバム『愛』では、アルバム1枚のなかでいろんなことやっていましたね。ジャンルも、メタルもあればボサノバもあって、祭りの音楽もあってという、この自由度の高さは一体何なんだというのが面白かったです。
チョモ:あのアルバムはコンセプト系なので、さっきの話でいうと『愛』を作ってるときのふたりでのコンセプト決めのときは、“ボサノバを作ろう”とか“メタルを作ろう”という具体的な感じで会議をしていたんです。