2021年8月13日 18:00
縦横無尽にジャンルを駆け巡るどんぐりずの音世界に迫る
最近はニュアンスの話しかしないみたいな感じですね。
──ボーダレスにいろんなところにいける音楽的なフットワークであるとか、自由でいいんだっていうものを作り上げてきた根っこの部分は、自分たちではなんだと思いますか。
森:難しい……。
チョモ:これが面接だったら落ちるかも(笑)。……型を追求している人たちもいるじゃないですか。ロックやジャズの世界の奥深さを、多分俺は全然知らないんですよね。ある、ということはわかっているけど、自分はそこに全然到達していなくて。ふたりとも多分、飽き性というか。
次のテーマに移るスピードが早いんです。だからインプットにしても、それぞれのフォーマットを自分が噛み砕いた部分だけを吸収しちゃっているから。森:うん、いま完全に答えたね。
チョモ:この面接受かりました(笑)。
森:たしかに、飽き性なところはありますね。ふたりで曲の会議をして、一週間くらい経ったらその会議をしてまとまったやつがお互いバラッバラのところにいってることがあるんです。こいつ(チョモ)は、ゆったりめでいこうって言って、そういう音楽をインプットしてゆったりめのマインドになったときに、俺がめっちゃパンクロックみたいの聴いちゃって。