TM NETWORK、全国ホールツアー『STAND 3 FINAL』オフィシャルレポートが到着
TM NETWORKによるパワーが充電されたことのメタファーなのだろうか?
さらに、1985年にリリースした3rdシングル「ACCIDENT」を最新アレンジメントでリプロダクション。アグレッシブにパーカッシブなイントロダクション。脳天突き刺す力強くリフレインするメロディー。小室曰く、当時“自分のノウハウをすべて詰め込んで、これなら売れるだろうというつもりで作った”という秘宝のナンバー。湧き起こる大歓声。あの頃のリベンジの如く、最新2024年バージョンとして不死鳥のように蘇らせた。ダンスビートと絡み合う甘いメロディーは感情のときめきを全方位で解放する。まさに、今こそあらためてシングル化して欲しいポップソングだ。
それにしても、TM NETWORKのライブは音がいい。歌声も音の粒も、ライティングと溶け合いすべてがダイレクトに身体へ染み込んでいく。サウンドの波を泳いでいるかのような感覚だ。
Photo:Mirai Yamashita
ラストチューン、とどめは、現在に通じるTM NETWORKの“オトナ”のスタイルを確立した大名曲「I am」の登場だ。イントロダクションを引っ張る映像には、コンサート会場から外へ出て談笑しながら闊歩する3人の姿。