くらし情報『『あんのこと』で話題の入江悠監督が登壇! 第37回東京国際映画祭 日本外国特派員協会 記者会見レポート』

『あんのこと』で話題の入江悠監督が登壇! 第37回東京国際映画祭 日本外国特派員協会 記者会見レポート

と語る。

次に、市山プログラミング・ディレクターより、ここ1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映するNippon Cinema Now部門において、今年特集される入江悠作品が紹介された。

市山は、「これまでもコンペティション部門、ガラセクション部門などで実績のある監督を取り上げているが、Nippon Cinema Now部門ではこれからの日本映画を担う人材の作品を取り上げている。福永壮志監督や小田香監督の新作だけでなく、以前Amazon Prime Video テイクワン賞を受賞し、同社によるにファイナンスを受けた金允洙(キム・ユンス)監督の『あるいは、ユートピア』という作品が上映となる。これは、東京国際映画祭が人材育成に力を入れていることを象徴している。そして、『雲ふくままに』のヤン・リーピン監督も昨年テイクワン賞を受賞し、現在Amazonと組んで新作を撮ろうとしている。今回特集をする入江悠監督は、大きな商業作品やインディペント作品の両方を行き来しながら撮っている監督で、今日上映する『あんのこと』が素晴らしく、今回監督の足跡を振り返る企画として特集することを決めた。

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