2023年2月24日 07:00
山田裕貴・間宮祥太朗・岡山天音が語る男の友情「男友達はずっと支えになるもの」
撮影:鬼澤礼門
ジャズに魅せられた少年が世界一のジャズプレーヤーを目指す姿を描く漫画『BLUE GIANT』がアニメーション映画化された。
ジャズのために日々を費やす主人公・宮本大と共にバンド“JASS”を組むのは、同世代のピアニスト・沢辺雪祈と大の高校の同級生でドラム初心者の玉田俊二だ。それぞれの熱が混じり合い躍進していくJASSの姿は観ているものを高揚させる。
それぞれ大、雪祈、玉田の声を演じた山田裕貴、間宮祥太朗、岡山天音に話を聞いた。
原作はエネルギーをチャージする感覚で読んでいました
――原作である漫画『BLUE GIANT』にはどのような印象を抱いていらっしゃるかお教えください。
山田裕貴(以下、山田)大のキャラクターにものすごく惹かれる部分があって。世界一のジャズプレーヤーになると信じてその道を歩んでいる。多分、普通に生きていたら、「大丈夫かな」とか「自分なんか」と思う人がほとんどだと思うんですけど、大はただ「俺は自分の音を届けたいだけだ」という思いを貫ける強さはものすごく魅力的だな、と思います。
その歩んで行く道のりには、例えば高校生のときに出会った先生だったり、サックスを教えてくれた人や、雪祈、玉田とか、人との出会いも彼にとって欠かせない道筋で、それもまたセッションのように感じましたね。