くらし情報『ジェームズ・キャメロン監督が語る『アバター』最新作 にこめた未来への警鐘、若い世代へのメッセージ』

2022年12月15日 18:00

ジェームズ・キャメロン監督が語る『アバター』最新作 にこめた未来への警鐘、若い世代へのメッセージ

「光を照らすようなものを作ってください」といった声を受け取った。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を公開するまでに時間がかかったのは、2~3 年ほど、先住民のための活動を手伝っていたからなんだ。おかげで、私のやるべきことは映画、そして『アバター』シリーズを作ることだと気づくことができたんだ。

――最後に、配信の台頭やコロナ禍などを経て、大きな変化と直面した映画業界について、それを牽引し続けるキャメロン監督の私見をうかがえますか?
思うに、映画に関わっている誰もが、世界中で同じ課題に直面していると思う。映画と一言に言っても、劇場公開するのか、その後に配信なのか、いきなり配信なのか。大きな決断を突きつけられる。パンデミックの影響で、配信が急成長したが、同時に劇場がおざなりになってしまった。今こそ、映画制作や劇場配給に関わる人たちを大事にしなければいけないと思う。
作品の多様性も重要だ。『アバター』や『トップ・ガン:マーベリック』、そしてマーベルのような作品でなければ、経済的に成り立たないのか?その意味では『アバター』だって、私が思い描くようにシリーズ化できるのか不透明だからね。

確かに映画市場は縮小しており、我々は真の意味で、過渡期にいると思うね。

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