横浜流星「自然に恵まれた撮影でした」 『いなくなれ、群青』完成披露試写が開催
明るく快活な佐々岡を演じた松岡は、実際の高校時代は自ら立候補して学級委員を務めていたという。松岡は「恐怖政治を敷いてました(笑)」と冗談めかして語っていたが、元クラスメイトの飯豊は、松岡について「多くは語らないけど、いざ『広大くん、お願い』となると名言を口にして、みんながついていく感じでした」と明かした。
キャスト陣の中でも年長の26歳・黒羽は学生時代について尋ねられ、松岡から「何年前ですか(笑)?」と茶化されすかさず「何年前とか言うなっ(笑)!8年前です」と応酬。自身の学生時代について「すぐに孤独を感じちゃう男子 (笑)」とカテゴライズ。「どちらかというと(近いのは)七草かな?闇が深い感じで(笑)。でも佐々岡みたい……なやつに憧れていました」と明かしていた。
美しい映像も本作の大きな見どころだが、横浜は「自然に恵まれた撮影でした。七草と真辺の雨のシーンがありますが、(撮影用に人工的に水を降らせる) 雨降らしをしてないんです。
階段島を昇って、雲を見下ろす丘のシーンも最初は雲があったのに、ちょうど(撮影になると)一面、青空になりました」と奇跡的とも言える自然の巡り合わせに感謝を口にしていた。
文・写真:黒豆直樹
『いなくなれ、群青』
9月6日(金)より全国公開