2022年8月4日 18:45
沖縄在住の劇作家・兼島拓也が放つ『ライカムで待っとく』キャスト&詳細発表
■南里双六 コメント
沖縄で起こる信じ難い現実に、内臓が震える思いがします。何故こんなことが起こるのか。声を上げたところで変わらない現実。踏みつけられ、搾取され、どんどん行き場をなくす沖縄。あるときフと気が付きました。私自身は、沖縄の何を知っているだろうかと。琉球以前から生きた先祖のことや、地獄の沖縄戦と惨憺たる戦後の沖縄のことの、いったい何を知っているのか。あの当時に何が起こったのか、どんな人が生き、どんな思いがあったのかをどれだけ「知ろう」としてきただろうか。
全身で「知ろう」としてこなかった自分の態度こそが、今の沖縄の現実を招いたのではないか、と。この作品でまた、沖縄を刮目したい。
■蔵下穂波 コメント
沖縄が復帰50周年という年に、ウチナーンチュとして私は何が出来るのだろうかと考え、悩んでいた時に『ライカムで待っとく』のお話を頂き本を読み、迷わずやらせてくださいとお返事しました。
現在進行形で続く沖縄の様々な問題を、この舞台を通して感じてほしいなと思います。
特にもっと若い世代にこの舞台を観てほしいです。精一杯頑張ります!
■小川ゲン コメント
戯曲を読んで、どきっとしました。