福岡・札幌も上映スタート『TBSドキュメンタリー映画祭』舞台挨拶レポート
この映画をご覧になった方が観た方ご自身の捉え方で、『イエスの方舟』のあり方を理解してくれれば嬉しい」と語った。また佐井監督は、千石たちが自分たちの生き方を貫いていて力強さや逞しさを感じていたことを明かした。
『方舟にのって ~イエスの方舟45年目の真実~』舞台挨拶より
<3月30日(土) 札幌 舞台挨拶>
『102歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~』
【登壇者】
監督:長沢祐
ゲスト:菱谷良一(画家)、高橋健太郎(写真家)
治安維持法に違反したとして学生らが逮捕された生活図画事件の「最後の生き証人」である菱谷良一を追った本作。舞台挨拶には102歳の菱谷本人が旭川から駆けつけて登壇し、ほぼ満席となった客席から大きな拍手で迎えられた。「無名の老人を天下の大スター並みに扱ってもらい感激しました」といきなり観客を笑わせると、そこからは菱谷の独壇場となった。
102歳とは思えない滑らかな弁舌で自らの生い立ちと生活図画事件までを振り返った菱谷。最後のメッセージを求められ、「自由と平和が私の生涯の生きる目的。皆さんも自由と平和のために頑張って下さい」と力強く締めくくると、劇場は再び大きな拍手に包まれた。