2022年4月13日 12:00
『ヨシタケシンスケ展かもしれない』世田谷文学館にて開幕 幅広い世代に愛される絵本作家のインスピレーションの源とは?
2013年に『りんごかもしれない』で絵本作家デビューして以降、子どもから大人まで幅広い層に支持されているヨシタケシンスケ初の大規模個展『ヨシタケシンスケ展かもしれない』が4月9日(土)、世田谷文学館にて開幕した。
『りんごかもしれない』『もう ぬげない』『あんなに あんなに』など、ひとつのテーマから想像や妄想をどんどん広げていき、発想の転換や違ったものの見方に気づかせてくれるヨシタケシンスケの絵本の世界。先日発表された第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」では『あるかしら書店』ほか3作品がベスト10に入るなど絶大な人気を誇っている。
展示風景より
今回の展覧会では、そんな人気作品の原画やアイデアスケッチだけでなく、ヨシタケが考案した立体作品や私物のコレクションなども紹介し、人気絵本作家のインスピレーションの源を探っていく。
4月8日(金)に行われた内覧会で登壇したヨシタケは「最初に展覧会のお話を頂いたときは、僕の原画はサイズも小さいし色もついていない。(展覧会場で見せたときに)絵本よりも情報量が減ってしまうから難しいと思いますと言っていたんですけど、じゃあ何ができるのか、いろいろな方々とアイデアを出し合いながら何とか作り上げていくことができました。