2022年10月24日 07:00
清水尋也×磯村勇斗が振り返る“エモい”高校時代「最後の日にもらった手紙は今でもとっています」
磯村カバ助くんという子どもがいて。その子が野球が好きで、ホームランを打ったとき普通なら「カバ助くん、カッコいい」で終わるのに、監督は「もう1個ほしいんだよね。バット、カッコいいって言ってくれる?」っていきなり言ってきたんです(笑)。
清水そうそう(笑)。
磯村そこバット関係はないやんみたいなところにフォーカスを当てるんです。食堂でご飯を食べてるシーンでも、「ラーメンうめえ」でいいのに、「もう1個ほしいんだよね。机うめえって言ってくれる?」と言われて。意味がわかんないじゃないですか(笑)。
そういうことを求めてくる監督です。
清水僕たちの想像の範疇の斜め上からボールを投げてくるんですよね。純粋にすごいなって思いました。
――「骨のある男」というのは男性にとって褒め言葉の一つ。お互いに対して骨があると感じるのはどんなところですか。
磯村流されないところですね。自分は自分だというものを持っている。芯のある俳優さんだなと思います。
清水ありがとうございます。ガリガリですけど(笑)。
磯村細いからね。
清水骨しかないです。肉がないんで(笑)。
磯村じゃあ肉つけよっか(笑)。
――ぜひ磯村さんから肉をつけるためのアドバイスをお願いします。