韓国大ヒットミュージカル『#チャミ』の日本版がまもなく開演。剛力彩芽・Dream Ami・丘山晴己・石井一彰が意気込みを語る!
本当に私を分かってくれる人がごく数人いればいいと思ってて、そういう意味で、小さい頃から自分のままでいられる場所があったんですよね、“家族”とか“仲間”とか。
でもこの仕事をしていると、数字とか評価って目に見える形で絶対についてくるんですよね。20代の前半頃は「気にしない」と言いつつ、気にしていたと思います。ただ、この1年ほどのコロナ禍で、家にいる時間が増えて、嫌でも自分と向き合わなきゃいけなくなったというのはすごく大きくて、それまで忙しかったから、自分と向き合わなくて済んでいたんだなというのを実感しました。
自分は何が苦手で、何が好きで……とか、この1年くらいで自分と対話することを意識するようになって、周りに対しても「相手が何を望んでるか?」「こう接したらどうだろうか?」とか考えるようになって、結果的に周りがどう受け取ろうが、「私はこれをやりたい」と思えるようになったし、相手の思いも「私は受け止めればいいんだ」って思えるようになったんです。
“受け入れる”と“受け止める”って違うと思うんですよね。受け入れようと思うと難しく考えすぎたり、理解しきれず周りのことを否定してしまうと、周りの“ありのまま”も否定することになっちゃう気がして。