2022年4月8日 18:00
【札幌公演終演直後インタビュー】銀杏BOYZ「こういうライブができるなら、『こんな曲もできるな』っていうイメージがどんどん湧いてきている」
Photo:村井香
2022年3月、銀杏BOYZの久しぶりのワンマンツアー「銀杏BOYZアコースティック・ライブツアー2022『僕たちは世界に帰ることができない☆』」が全国6カ所で行われた。
銀杏BOYZの有観客ライブとしては2年3カ月ぶりであり、2020年10月にリリースしたアルバム『ねえみんな大好きだよ』以降のワンマンツアーとしても初めてのもの。また、全公演とも新型コロナウイルス感染拡大防止のためにフロアには椅子を並べ全席指定での開催であり、さらにツアータイトルの通り楽曲は「アコースティック・アレンジ」によって演奏されるという過去にないものでもあった。
銀杏BOYZの音楽を共有する全ての人たちにとって特別なツアーだったわけだが、全公演を終え、ボーカル・ギターの峯田和伸本人はどのような思いを抱いたのだろうか。そして、次なる未来とは……。
3月31日、ツアーファイナルとなった札幌での終演後、峯田本人に話を聞いた。
銀杏BOYZの「歌」をきちんと聴いて欲しいと思ったんだよね
――ツアーお疲れさまでした。そもそも今回の「アコースティック・ライブツアー」はどのようにして考えられたものだったんですか?
峯田一番最初のきっかけは江口くん(マネージャー)