くらし情報『佐藤健×阿部寛の俳優論「いい俳優とは、目が離せなくなる人」』

2021年9月28日 07:00

佐藤健×阿部寛の俳優論「いい俳優とは、目が離せなくなる人」

佐藤健×阿部寛の俳優論「いい俳優とは、目が離せなくなる人」


ただ「面白い」とか「好き」という言葉だけでは語りきれない映画がある。魂が震え、心に刻み込まれる。そうした大仰と言われるような言い回しでしか表現できない映画がある。10月1日(金)公開の映画『護られなかった者たちへ』は、そんな映画だ。

舞台は、東日本大震災から10年目を迎えた仙台。美しき杜の都で起きた連続“餓死”殺人事件。その背景にある、日本の生活保護制度の実態と欠陥。福祉は何のためにあるのか。
この国が護るべきは誰なのか。私たちがしばしば目を背ける社会の不平等を、監督の瀬々敬久は胸引き裂くように観客に突きつける。

事件の容疑者・利根泰久を演じたのは、佐藤健。利根を追う刑事・笘篠誠一郎を演じたのは、阿部寛。今最も見たい男2人は、この映画についてどんな言葉を語るだろうか。

今この作品を映画化することに意義がある

佐藤健×阿部寛の俳優論「いい俳優とは、目が離せなくなる人」


「この作品は生活保護というシステムの問題点に焦点を当てているのですが、僕自身、こういった現状が少なからずあることを知らなかったので、初めて原作を読んだときにすごく考えさせられました。現代の社会に問いかけるものを持った作品だし、今映画化することに意義がある。そう感じられたからこそ、ぜひ出演したいと思いました」

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