2021年7月2日 18:00
会田誠や草間彌生ら9組が東京の風景を変える! 「パビリオン・トウキョウ2021」都内各所でスタート
なお、五庵への入場は事前予約制だ。
独特の形状をしている藤森照信《茶室「五庵」》
藤本壮介《Cloud pavilion(雲のパビリオン)》
藤本壮介《Cloud pavilion(雲のパビリオン)》代々木公園
群馬県前橋市の「SHIROIYA HOTEL」などを手掛けたことで、近年注目を集める建築家、藤本壮介による雲形のパビリオンは、全く同じ形をしたものが代々木公園と高輪ゲートウェイ駅構内の2か所に設置される。世界中の人々を包み込み、なおかつ境目のない雲は、藤本にとっては憧れの存在だそう。全く環境の異なる場所に配置されることで、パビリオンはもちろん、周囲の風景も変わって見えてくるはずだ。
草間彌生《オブリタレーションルーム》
草間彌生《オブリタレーションルーム》
渋谷区役所第二美竹分庁舎内に設置された草間彌生の《オブリタレーションルーム》は、床や天井、設置されている家具などすべてが白で統一された空間。来場者は、カラフルなシールを貼っていくことで、白い空間はやがて消滅していく。会期末には、いったいどのような部屋になっているのだろうか。
草間彌生《オブリタレーションルーム》
世界各地で発表されてきた本作品は、今回、初の試みとして和室空間も設えられている。