『映画 ギヴン 海へ』で今井文也&坂 泰斗が感じたこと「人間って変わるんだな」
みたいな感じです。ただ、メリット、デメリットがあるんですよね。ひとつのことにハマると、ずっとそればっかりやるので伸びるスピードは速いかなと思います。……なんですけど、それ以外は本当におざなりになっちゃうんですよ(笑)。私生活が全部台無しになっちゃう。全てがダメになった状態でひとつのことだけに集中するので、食事をとれていないときは大変でした。
――だからこそ、つかめるものもあるんでしょうね。
今井そうですね。
一長一短だなと思いつつ。でも、そのぐらいのめり込めるものがあるのはよかったな、とも思います。
坂僕も基本的に「やりたいこと」と「こうありたいな」っていうものを優先します。
まず自分の中で目標を定めて、そこに至るためのプロセスを考えて、考えが完成したら「よし、やるか」というタイプな気がします。目標はわりとパッとできるんですけど、そこに至るまでを考える時間は長い気がしますね。
――作品を観られる方の中にも、登場人物が何かに迷っている姿に共感する方もいらっしゃると思います。迷っている方におふたりがアドバイスをするとしたら?
今井「楽しい方を選ぼう!」ですね。
大事だと思いますね。